母乳育児について、学んでいます。自分の実感と照らし合わせながら、本を色々に読んでみて、考えを深めています。実践的な母乳育児の方法を指南する視点、母乳育児と社会的な環境について、何が必要かを提案する視点、母乳育児と食生活の視点。概念だけではなく、数値や根拠を大切にしたもの、など。
その中で驚いたこと。
WHOの考えでは、母親の食べたものは母乳に影響ないとしている。これが、世界のスタンダードだという。生活習慣病の人には、食事の改善を促すし、水銀やダイオキシンが、母親の血液を通して、胎児に移行してしまうことが分かっているのに、血液でできている母乳が、人を作る食べ物と関係ないなんて、とても信じられないのだけれど…。
実感としても、油とお砂糖を多く摂った日には飲んでくれないし、母乳の色も濃く、重たくなるから、関係はあると思う、というのが、今の私の考え方…。食べたいものを好きなように食べられるなら、嬉しいけどね。
でも、落ち着いて、色々な説を、できるだけ素直な気持ちで、まず自分に入れてみて、その中で、ママにも赤ちゃんにも良い考え方を見つけたい。もしかすると、親子一組一組、しっくりくる方法は違うかもしれない。母乳育児に関する、自分の悩みや疑問を解消していくことが、これから先、同じような悩みを持つママの助けになることがあれば嬉しい、と思う。
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