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2020.02.14 13:00〜15:30

広島から講師の先生をお招きして、味噌仕込み講座を開催しました。大人6名、子ども7名が参加してくれました。

先生曰く「お豆を煮ることも味噌作りの醍醐味です。」ということで、参加者の方々には事前にお家でコトコト、煮大豆を作ってきてもらいました。前日からの吸水もあり、時間と、ちょっと気もかけてやる必要がある作業でしたが、ありがとうございました。コトコト煮ていると、だんだん台所にお豆の香りが満ちていきます。お家でゆっくりお豆と向き合う時間も、贅沢だなぁと私は幸せを感じました。どうでしたか?

当日は個別にではなく、皆で一つの樽に味噌を仕込んでいく方法を取りました。ある程度の量があった方が、美味しくなるということで。参加者で順番に自己紹介して親睦を深め?つつ、熱々のお豆を、消毒済の机にざーっと広げて、皆でつぶしていきます。ひと粒ずつ、丁寧に。子どもチームとママチームで分けましたが、案外子どもたちの早くて丁寧なこと!皆真剣に、でも歌を歌いながら楽しげに作業をしてくれました。「もっとお豆くれ〜!!」元気とやる気いっぱいでした。子どもが仕込んだ味噌は、持っている常在菌の種類や多様性?からか、すんごく美味しくなるそうです。しかも今日参加の子どもたちの元気パワーが入っています。これは美味しくなりそう!

皆でつぶしたお豆に、麹と塩を混ぜ込みます。よ〜く混ぜ込んだものを丸めて「エイヤ〜〜!!」子どもも大人も、気合を入れて樽に玉を投入!空気を抜きながらきれいに敷き詰めて、重しをして、蓋をして、新聞紙で包めば、完了!あとは菌たちにバトンタッチです。いい感じに醸してくれることを楽しみに待ちます。結果は10月頃に開催予定の味噌開きで☆皆で仕込んだお味噌でお味噌汁作るよ!!

今回は、麹と塩のパターンと、麹と塩とクロレラエキスを入れたパターンの2種類を用意。(クロレラエキスを入れることによって、菌たちがザワザワ、なにやら良い反応が起こるらしいです。わくわく。)

名前をつけて、声をかけてあげると良いんだとか。愛情のかけ方が、子どもと一緒ですね。子どもたちに考えてもらい、プレーンをぷっちゃん、クロレラエキス入りをスターにしました。うめやママで秋までお預かりなので、我が子と共に責任を持って、毎日声をかけてあげたいと思います!!

 

うめやママは、薬局でありながら、日々の食事で体を作っていくこと、整えることを推奨しています。アトピーやアレルギーを始め、現在お困りの方が多い症状は、日本人が昔から食べている和食を中心にすることで改善が見られることが少なくありません。油控えめ、ミネラルと発酵の力が、私達日本人の体に合っているのだと思います。そんなところから、日本古来の発酵食には、かねてより興味があったのですが、「私も味噌仕込んでみたい!」というお母さん方が思った以上に沢山おられることから、これは素晴らしいことだと、今回味噌仕込み講座を開くことにしました。

自分でも2度ほど、味噌を作ってみた経験がありましたが、身近に素晴らしい発酵学博士がいらっしゃったので、ぜひにとお願いしました。さすが、菌への愛が深く、食材へのこだわりも素晴らしい先生でした。麹は一般的な乾燥麹ではなく生の麹を、当日の朝、わざわざ恵那のこうじ屋さんまで買いに行ってくださいました。(食す人と環境が近いため、できるだけ地元のものをということで岐阜県内で探してくださいました。)

生の麹の香りの良いこと!!びっくり!!!よく見ると真っ白なお米の表面に、白い角?のようなものと丸いものがついています。これは麹に花を咲かせた状態だそうですが、日本人の表現の美しさにまたうっとり。せっかくこだわりの麹なので、豆も有機大豆、塩も天然塩を選択。

良い素材と、良い作り手が出会うとどんな美味しい味噌ができるのか、今から本当に楽しみです。「楽しかった。またやりたい。」「子どもたちのやる気と集中力に驚いた。(いつもはあんなに集中しないのに!)」という嬉しいお言葉を頂戴したので、また開催したいなと思っております。

お味噌は、その日のメンバーとその人の置かれている環境(妊婦とか、年齢とか)、その日の天気と・・・によって、仕上がりが全く変わるんですって。一期一会のお味噌作りでした。快く引き受けてくださった講師の先生、当日参加してくださった方々には、本当にありがとうございました。

        
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