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「おにはそとー、ふくはうちー」「おにー、ぱんつー、つよいぞーつよいぞー」この冬、岐阜市は雪が沢山降りました。年が明け、早くも節分。春の訪れが待ち遠しいですね。行事食には、家族の伝統が表れやすいもの。決まって食べるものって、ありますか?

【恵方巻】

黒くて太い棒を、村の人が黙って食べているのを見て、金棒だと勘違いした鬼は逃げ出しました。そしてその年は人々にとって幸せな良い年になったそうです。そんな言い伝えから、黒い海苔を巻いたお寿司を、鬼(邪気)を追い払う節分の機会に食べるようになったという説があります。我が家では、かに将軍さんのカニ入り太巻きと、カニ味噌のにぎり寿司を頼むのが定番です。いつか母が、お客さんに「おいしいよ。」と教えてもらってからの習慣。夫の実家では違うのですが、こちらの文化に合わせてくれて、今では毎年2月の贅沢となっています。私自身が子供の頃から繰り返しているこの風習を、子どもたちと同じように迎えることができるのは幸せなことだなあと感じます。我が家の文化、誰か引き継いでくれるかな??

【豆まき】

「鬼は外〜、福はうち〜」豆を外へ、中へまきながら、自分の中の鬼(邪気)を払い、福を呼び込みます。長女は保育園でも大活躍で鬼退治をしたらしく、「友達を救った。」と自慢げでした。よほど楽しかったのか、「お家でもやろうね!」やる気満々でお手製の鬼のお面を作って挑みました。彼女のやる気に引っ張られ、思いっきり豆をまいて邪気を払おうじゃないかと意気込むと、パパは何やら気になる様子。長男が投げた豆を心配そうに拾いながら、「次男が拾って(口に入れて)誤飲すると危ない。」と。ああ、確かに。次男は今、生後9ヶ月。なんでも拾い食いする時期なのです。よく気がついたわねとパパの優しさに感心しました。長女と長男もそれを理解してくれて、想像以上に静かな豆まきに。様子を動画に撮ってじいじやばあばに見せたかったけれど、これは映えない。しかしほっこりとした行事となりました。「昔はよくやったよね。」母の、懐かしそうに、ちょっと寂しそうなコメントも響きました。子供が小さい頃は、大変だけど楽しいですね。

 

コロナに振り回された2020年、緊急事態宣言も明けぬ今日このごろですが、早く折り合いをつけて、今年はもっと過ごしやすい良い一年になりますように。

        
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